緑茶に含まれる健康成分の中でも、エピガロカテキンガレート(EGCG:EpigallocatechinGallate)は最も注目されているポリフェノールの一つです。
エピガロカテキンガレート(EGCG)とは
EGCGは、カテキン類というポリフェノールの一種で、緑茶の苦味や渋味の主成分です。
特に、日本茶(煎茶・玉露など)には多く含まれており、紅茶やウーロン茶には発酵過程で分解されるため少なくなります。
主な健康効果
①抗酸化作用(アンチエイジング)
EGCGはビタミンCやEを超えるほど強い抗酸化力を持ち、体内の活性酸素を除去して、細胞の老化を防ぎます。→美肌・シミ予防・老化対策に
②脂肪燃焼・ダイエット効果
EGCGは、脂肪分解酵素を活性化し、脂肪の代謝を促進。
さらに、緑茶カフェインの相乗効果で脂肪燃焼率を高めることが確認されています。
→「脂肪燃焼」「メタボ対策」「中年太り」に
③コレステロール抑制
LDLコレステロール(悪玉)を下げ、HDLコレステロール(善玉)を守る作用があり、
動脈硬化・心疾患の予防に役立ちます。
⑤脳の健康・集中力アップ
ECGCは脳内の神経細胞を保護し、記憶や集中力を高める効果も。
→「仕事の集中」「認知機能サポート」も
含有量の目安
・玉露(一杯あたり):約100mg前後
・煎茶(一杯あたり):約50~70mg
・サプリ(一日量):300~500mgが一般的
※摂りすぎると胃に刺激を与えることもあるため、適量が大切です。

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